一人暮らしの非常食|買い物2回で7日分そろえる買い物リスト

一人暮らしの非常食

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一人暮らしで7日分の非常食をそろえるのに、大掛かりな準備は必要ありません。結論から言うと、スーパーでの買い物2回分の量で最低限の7日分は用意でき、置き場所も収納ケース1〜2個で足ります。この記事では、7日分の内訳と、具体的に何をカゴに入れればいいかをまとめました。

目次

一人暮らしの非常食、結論は「買い物2回分」

一人暮らしは日々の生活だけで手一杯になりやすく、備蓄は後回しになりがちです。しかし内閣府「防災情報のページ」では、災害時の備蓄は最低3日分、できれば1週間分が推奨されています。一人暮らしの場合、家族分をまとめ買いする必要がないぶん、実は7日分でもそれほど大きな量にはなりません。

一人暮らしには、もうひとつ見落としやすいリスクがあります。体調を崩して買い物に行けない数日間は、災害時でなくても実際に起こり得ます。7日分の備えは、そうした「動けないときに家に何もない」状況への備えにもなります。

水21L(2Lペットボトル11本)は、重さにすると約22kg。1回の買い物で持ち帰るのはかなり大変です。

だからこの記事では、2回に分けて買う進め方をおすすめしています。

7日分の内訳(1人あたりの目安)

品目 7日分の目安量 置き場所の目安
水(飲用・調理用) 約21L(2Lペットボトル11本) 玄関収納とキッチン下に分けて置く
主食(ご飯パック・乾麺など) 14〜21食 キッチン収納
主菜(缶詰・レトルト) 14〜21食 キッチン収納
カセットコンロ・ボンベ 本体1台+ボンベ3〜5本 シンク下収納
簡易トイレ 35回分が目安 クローゼットまたは玄関収納

表の数字の内訳を補足します。

  • 水21L … 飲用が2Lボトル7本、調理用が4本。自炊をしない人は調理用を減らして飲用に回して構いません
  • 簡易トイレ35回分 … 1日5回×7日の計算。回数には個人差があるので、心配なら少し多めに
  • 主食・主菜 … 「非常食」だけで揃える必要はありません

特に最後の1つが大事です。普段食べているレトルトやパスタ、缶詰も、そのまま数に入れて大丈夫です。買い足す量はぐっと減ります(→ローリングストックのやり方5ステップ|続かない人の失敗例つき)。

一人暮らし向け非常食セットのタイプ比較

品目を1つずつ揃えるかわりに、1人用・7日分の非常食セットをまとめて購入する方法もあります。ここでは価格には触れず、セットのタイプ別に保存年数と調理の要否を整理しました。実際に試食した比較ではなく、公式サイト・製品情報をもとにした整理です。

セットのタイプ 保存年数の目安 調理に必要なもの
米・アルファ米中心 5年が主流 水またはお湯(そのまま食べられる商品もある)
缶詰パン中心 3〜5年が多い 不要(缶を開けてそのまま食べられる)
おかず・レトルト中心 1〜3年程度が多い 温めなくても食べられるものが多い

1人用・7日分のセットは20〜28品程度が入っているものが多くあります。1日3食×7日=21食を目安に、内容量を確認すると過不足を防げます。

箱のサイズは商品によって差があります。収納したい場所の奥行き・高さを先に測ってから選ぶと、届いてから置き場所に困ることを避けられます。

自分で個別に揃える場合は次の買い物リストを、まとめて揃えたい場合はセットを選ぶ、という使い分けで構いません。

【保存版】買い物カゴ2回分の具体リスト

1回で全部そろえようとすると、荷物も予算も重くなります。2回に分けて買い足す進め方です。

1回目のカゴ(最低限・3日分の骨格をつくる。レジ袋2〜3枚程度の量が目安)

2回目のカゴ(3日分→7日分に増やす。給料日後など、家計に余裕があるタイミングがおすすめ)

  • 水を1箱追加して合計11本以上に
  • 乾麺・パックご飯を追加して主食を7日分に
  • さば缶・ツナ缶などの缶詰を数種類
  • 栄養補助食品(カロリーメイト ロングライフなど)
  • モバイルバッテリー

ボンベ3〜5本あれば、1週間分の調理時間を賄いやすくなります(冬は多い側で見込んでください)。2回目は最初の買い物から数週間〜1か月ほど空けて、無理のないペースで揃えるのがおすすめです。

2回のカゴを合わせると、表の7日分の目安量にほぼ届きます。あとは普段の食事で使う頻度に応じて、少しずつ微調整すれば十分です。

このリストはスーパーで開く用です。スクリーンショットを1枚撮っておけば、次の買い物のときにカゴを見ながらそのまま確認できます。

置き場所の最小構成

一人暮らしの部屋は収納スペースが限られていることが多いため、置き場所は次の2つに絞ると管理しやすくなります。

  • 収納ケース1(重量物用):水とカセットボンベなど、重くてかさばるものをまとめる。クローゼット下段やベッド下に
  • 収納ケース2(食品・日用品用):ご飯パックや缶詰、簡易トイレなどをまとめる。キッチン収納か玄関収納に

収納ケースは、幅40cm×奥行き60cm程度のものが1個あれば、7日分の水と食品はおおむね収まる目安になります。

賃貸物件で棚板が少ない収納の場合は、突っ張り棒タイプの棚を使うと、備蓄用のスペースを新たに作りやすくなります。収納スペースそのものが少ない場合の工夫は、マンションの備蓄の置き場所|4か所に分ける収納マップと実例でさらに詳しく紹介しています。

あわせて、次の2点も意識しておくと安心です。

  • 自炊しない人ほど水と調理不要品を優先:カセットコンロを使わなくても食べられる缶詰やレトルトパンを多めに
  • 賞味期限は月1回、買い物のついでに確認:新しいものを奥、古いものを手前に置き、古いものから消費する

引っ越しの予定がある人は、備蓄をケース1・2の2個にまとめておくと、次の住まいでも同じ配置をそのまま再現しやすくなります。

食品と水以外に、持ち出し袋へ何を入れるかは防災リュックの中身リスト|最低限の6つと、入れなくていい5つで優先度別に整理しています。

まとめ:正直、7日分を一度に揃える必要はありません

正直に言うと、一人暮らしの備蓄を一度で完成させようとすると、たいてい途中で挫折します。今日の買い物で、水2Lペットボトルを1箱多くカゴに入れる——最初はそれだけで十分です。残りは次の買い物から、少しずつ増やしていけば間に合います。

よくある質問

Q. 自炊をしない人でも非常食は必要ですか?

A. 必要です。カセットコンロを使わなくてもそのまま食べられる缶詰やレトルトパン、パウチ食品を中心に選ぶと、自炊の習慣に関係なく備蓄できます。ふだん自炊をしない人ほど、そのまま食べられるものの割合を多めにしておくと、ガスや電気が使えない状況でも困りにくくなります。

Q. 賞味期限の管理が面倒です。

A. 新しく買ったものを奥、古いものを手前に置くだけでも十分です。月1回の買い物のタイミングで手前のものから消費する習慣にすると管理の手間が減ります。スマートフォンのカレンダーに「月末に備蓄チェック」と繰り返し予定を入れておくのも一つの方法です。

Q. お金をかけずに揃える方法はありますか?

A. 一度に7日分を買い切ろうとせず、毎回の買い物で1〜2品ずつ増やす方法なら、家計への負担を分散できます。すでに普段の食事で使っている缶詰やレトルトを備蓄分に数える方法も、新たな出費を抑えるコツです。セールを活用する方法は非常食を安く揃える方法|どこで買う?セール時期とふるさと納税で紹介しています。


出典: 内閣府「防災情報のページ」農林水産省「家庭備蓄ポータル」

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この記事を書いた人

登山が趣味の会社員。山で非常食を食べてきた経験から「食べ慣れないものは災害時つらい」と実感し、家庭の備蓄を見直し中。実際に買って食べたものだけ「おすすめ」と書きます。数字は公的機関の一次情報で確認し、失敗も隠しません。

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