台風前に買っておくもの|売り切れる順の買い物リスト

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台風が近づくと、店の棚は一定の順番で空いていきます。先に無くなるのは水やパンなど「そのまま食べられる食品」です。次に乾電池やカセットボンベなど「停電・調理に関わる物」、最後に養生テープなど「家を守る資材」の順に品薄になります。この記事は、その順番に沿った買い物リストです。

台風は地震と違い、接近を数日前から知ることができます。だからこそ「いつ・何を買うか」を先に知っておくだけで、当日の混雑や品切れをかなり減らせます。

この順番は気象庁や自治体が発表した公式な順位ではありません。過去の台風接近時の報道や、一般的な小売の傾向をもとに当サイトが整理したものです。地域や店舗によって前後する点はご了承ください。

目次

台風はいつから備えるのがいい?

気象庁は台風の進路や「暴風域に入る確率」などの情報を、接近の数日前から発表しています(気象庁「台風に関する情報」)。この情報が出始めたタイミングが、買い物を始める目安になります。

タイミング やること
数日前 水・食品・電池を買う
前日 養生テープ・充電を済ませる
当日 外出を控える

「暴風域に入る確率」は、台風の中心が予報円のどこを通っても対象地域が強い風に入るかどうかを示す数値です。進路がまだ確定していない段階でも、備えを始める目安になります。

直前になるほど棚が空いていくため、早めに動くほど選択肢が残ります。「まだ大丈夫」と後回しにしがちですが、数日前の時点で1つでも買っておくと、前日の混雑を避けられます。

内閣府も、気象情報に注意しながら早めに防災対策をとるよう呼びかけています(内閣府 防災情報のページ)。

【保存版】売り切れる順・買い物優先度リスト

台風接近のニュースを見た日に確認してください。この表をスクリーンショットしておくと、買い物中でも見返せます。

優先度 品目
1 飲料水
1 そのまま食べられる食品
2 乾電池・モバイルバッテリー
2 カセットボンベ
3 養生テープ・ブルーシート
  • 優先度1: 断水・停電時にすぐ口にできるもの。最初に売り切れます
  • 優先度2: 停電・調理に関わるもの。直前になるとまとめ買いされやすくなります
  • 優先度3: 窓や浸水への備え。当日に近づくほど品薄になります

飲料水の必要量は水の備蓄は1人何リットル?飲料水と生活用水の必要量・本数早見表で確認できます。食品の日数は非常食は何日分必要?3日分と7日分の早見表【1〜5人家族】をご覧ください。

農林水産省の目安では1人1日3Lとされています(農林水産省「家庭備蓄ポータル」)。2Lペットボトルなら5本弱が目安です。

停電が長引くほど、乾電池やモバイルバッテリーの残量が頼りになります。切れる前に予備をまとめて確保できるタイプが候補になります。

カセットボンベと養生テープ、買うときの注意

カセットボンベは、停電時の調理を支える燃料です。人数別の必要本数はカセットボンベの備蓄は何本?人数別の目安と冬の増やし方で計算できます。

窓ガラスに貼る養生テープは、割れを防ぐものではなく、割れたときの飛散を抑えるための対策です。1本の線で貼るだけでは効果が薄いとされています。

格子状に貼り、内側からダンボールなどを当てるとより安心です(ダイヤテックス株式会社「養生テープを貼るガラス飛散対策と効果について」)。台風が過ぎたら、糊残りを防ぐためテープは剥がしてください。

格子状に貼るには、幅広めのテープがまとめて必要になります。

家の外にあるものを中に入れる

強風で飛ばされやすいものは、事前に家の中や物置にしまっておくと安全です。買うものではなく、しまうものなので、買い物リストとは別に前日までにチェックしておくと安心です。

  • 植木鉢・プランター
  • 物干し竿・洗濯ばさみ
  • 自転車(倒れないよう固定するだけでも効果があります)
  • ベランダに置いてあるすのこ・マット類

マンションの高層階ほど風が強くなりやすいため、ベランダの荷物は少なめにしておくと安心です。戸建てでも、隣家との距離が近い場合は同じように気を配ってください。

慌てて買わなくていいもの

  • ふだんから備蓄している食品・水: 買い足す程度で十分です。ゼロから揃え直す必要はありません
  • 懐中電灯やラジオ: すでに家にあることが多いものです。新しく買う前に家の中を確認してください
  • 必要量を超える水の買いだめ: 置き場所と重さの負担になるだけなので、必要量に沿って揃えれば十分です
  • ろうそく: 停電時の火災リスクがあるため、電池式のライトのほうが安心です

全部を新しく買う必要はありません。まず家にあるものを確認するだけでも、当日の慌てを減らせます。

防災リュック全体の中身は防災リュックの中身リスト|最低限の6つと、入れなくていい5つで紹介しています。台風用に追加すべきものは、主に水・電池・燃料関連です。

停電・断水への備え:やることの手順

  • スマホとモバイルバッテリーを満充電にしておく(停電中は充電場所の確保が難しくなります)
  • 冷蔵庫の扉の開閉を減らし、温度を上げすぎない(開閉が少ないほど庫内温度は保たれます)
  • 断水に備えて浴槽に水をためておく(トイレを流す水にも使えます。小さな子どもがいる家庭は転落に注意してください)
  • お住まいの自治体の停電・断水情報サイトをブックマークしておく(当日は検索する余裕がないこともあります)

台風シーズン前の点検は、防災の日にまとめて行う方法もあります。防災の日に家庭でやること10|30分で終わる点検チェックリストで年1回の手順を紹介しています。置き場所を見直したい場合はマンションの備蓄の置き場所|4か所に分ける収納マップと実例も参考にしてください。

まとめ:今日買うのは「ニュースを見た日の水1本」だけ

台風は地震と違い、接近を数日前から知ることができます。台風情報を見た日に、まず水を1本レジに通してください。それだけで、直前に品薄の棚を回る手間が減ります。残りは、この記事の優先度リストに沿って前日までに揃えれば十分です。

よくある質問

Q. ふだんの非常食の備えと同じでいいですか?

A. 基本は共通ですが、台風は停電・断水が前提になりやすいため、冷たいままでも食べられるものを優先してください。カセットコンロが使える場合でも、屋外や換気のよい場所で使うなど注意点があります。日数の考え方は非常食は何日分必要?3日分と7日分の早見表【1〜5人家族】をご覧ください。

Q. 何日前から買い物すればいいですか?

A. 気象庁の台風情報が出始めたタイミングが目安で、おおむね数日前です。台風は地震と違って進路予報が出るため、天気予報アプリやニュースをこまめに確認しておくと準備の判断がしやすくなります。地域によって差があるため、お住まいの自治体の情報もあわせて確認してください。

Q. 毎年買い直す必要がありますか?

A. 水やカセットボンベには使用期限があるため、全部を毎年買い直すのではなく、期限が近いものから入れ替えるのが現実的です。日常的に消費しながら補充するローリングストックの考え方はローリングストックのやり方5ステップ|続かない人の失敗例つきで紹介しています。


出典: 気象庁「台風に関する情報」内閣府 防災情報のページ農林水産省「家庭備蓄ポータル」ダイヤテックス株式会社「養生テープを貼るガラス飛散対策と効果について」

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この記事を書いた人

登山が趣味の会社員。山で非常食を食べてきた経験から「食べ慣れないものは災害時つらい」と実感し、家庭の備蓄を見直し中。実際に買って食べたものだけ「おすすめ」と書きます。数字は公的機関の一次情報で確認し、失敗も隠しません。

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