防災の日に家庭でやること10|30分で終わる点検チェックリスト

防災の日にやること10

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防災の日にやることは、大人2人・30分で終わります。 持ち出し袋・備蓄・住まいの安全という3か所を、順番に回るだけです。この記事の10項目チェックリストは印刷やスクリーンショットで保存でき、来年の9月1日にもそのまま使えます。

目次

防災の日とは?9月1日に行われる理由

防災の日の基本情報

  • 制定: 1960年(閣議了解による)
  • 日付: 毎年9月1日
  • 由来: 1923年9月1日に発生した関東大震災、および台風襲来が多いとされる暦の上の「二百十日」
  • 防災週間: 8月30日〜9月5日(防災の日を含む1週間)

(出典: 「防災の日」及び「防災週間」について(内閣府)

防災週間の期間中は、全国の自治体や企業、学校で防災訓練や啓発活動が行われます。

家庭の防災対策は、一度そろえたら終わりではなく、家族構成の変化や食品の期限に合わせて見直しが必要です。

防災の日・防災週間という毎年決まったタイミングを使うと、「見直しを忘れる」という状態を防ぎやすくなります。「思い立ったときにやる」よりも「決まった日にやる」方が習慣として定着しやすいためです。

とはいえ、毎年きちんとやれている家庭のほうが少ないと思います。去年やっていなくても、今年ここから始めれば何も問題ありません。

衣替えや家計の見直しと同じように、防災点検も年中行事の一つに組み込んでしまうのが続けるコツです。

持ち出し品と備蓄を確認する(チェック1〜7)

持ち出し袋や食品棚の中身は、日常生活のなかで少しずつ状態が変わっていきます。次の7項目を順番に確認していきましょう。

  1. 持ち出し袋の中身と期限を確認する: 賞味期限・使用期限が切れていないか、1年前に入れたままになっていないかを確認します(→非常食の賞味期限切れは食べられる?捨てる前の5つのチェック項目)。中身の過不足そのものが不安な場合は、防災リュックの中身リスト|最低限の6つと、入れなくていい5つの優先度S・A・B表と照らし合わせてください
  2. モバイルバッテリー・懐中電灯を確認する: 充電残量や電池切れがないか、実際にスイッチを入れて動作確認をします
  3. 家族構成の変化を反映する: オムツのサイズ、子どもの非常食|年齢別の量の目安と好き嫌いがあっても食べる工夫、常備薬の処方内容など、1年間の変化を持ち出し袋に反映します
  4. 現金・小銭を確認する: 停電時はキャッシュレス決済が使えないことがあるため、公衆電話用の小銭も含めて確認します
  5. ローリングストックを並べ直す: 食品棚の在庫を賞味期限が近い順に手前へ並べ直します(→ローリングストックのやり方5ステップ|続かない人の失敗例つき
  6. 水の備蓄量を確認する: 家族の人数分そろっているかを確認します(→水の備蓄は1人何リットル?飲料水と生活用水の必要量・本数早見表
  7. カセットボンベの本数を数える: 調理に使う本数が足りているかを確認します(→カセットボンベの備蓄は何本?人数別の目安と冬の増やし方

特に、妊娠・出産、転居、ペットを迎えたなど暮らしの変化があった年は、見直しによる効果が大きくなります。

点検で不足が見つかった分は、その場で買い足しリストにしておくと確実です。防災の日前後は防災関連商品が特集されやすい時期でもあるため、買い足しの費用を抑える方法は非常食を安く揃える方法|どこで買う?セール時期とふるさと納税を参考にしてください。

1〜7を実際にやると、たいてい「足りない」が2〜3個は出ます。期限切れで抜けた分をまとめて戻すなら、日数分がセットになったものが数を合わせやすくなります。

情報と住まいの安全を確認する(チェック8〜10)

情報収集の手段や住まいの安全対策も、日々の暮らしの中では後回しにされがちな見直しポイントです。

  1. 家族の安否確認方法を確認する: 災害用伝言ダイヤル171(NTT提供)やWeb171を、一度家族で試しておくと実際の災害時に慌てずに済みます。体験利用は毎月1日・15日、正月三が日、防災週間(8月30日〜9月5日)などに可能です(→NTT東日本「体験利用のご案内」
  2. ハザードマップで避難場所・避難経路を確認する: お住まいの自治体のサイトで最新版を確認します。引っ越し後や、自治体側の改訂後は特に見落としやすいポイントです
  3. 家具の固定・ガラス飛散防止を点検する: 転倒防止器具やガラス飛散防止フィルムが外れていないか、新しく置いた家具に対策が済んでいるかを確認します

印刷して使える「防災の日 10項目チェックリスト」

No. チェック項目 完了
1 持ち出し袋の中身と期限を確認した
2 モバイルバッテリー・懐中電灯を確認した
3 家族構成の変化を反映した
4 現金・小銭を確認した
5 ローリングストックを並べ直した
6 水の備蓄量を確認した
7 カセットボンベの本数を数えた
8 家族で安否確認方法を確認した
9 ハザードマップで避難場所を確認した
10 家具固定・ガラス飛散防止を点検した

この表はスクリーンショットまたは印刷して、冷蔵庫や玄関に貼っておくと、翌年の防災の日にもそのまま使えます。

1項目あたり1〜3分が目安なので、持ち出し袋のある部屋・キッチン・スマホの3か所を順番に回ると、大人2人なら30分程度で一通り終えられます。

6と7で数が足りなかった場合は、点検と同じ日のうちに手当てしてしまうのがおすすめです。「あとで買う」が発生しないぶん、来年の点検がいちばん軽くなります。

9月1日にこだわらず、防災週間中や都合の良い週末に実施しても構いません。

作業をクラスターごとに分けると、持ち出し袋まわり(チェック1〜4)で約10分、食品棚・備蓄まわり(チェック5〜7)で約10分、情報・住まいの安全確認(チェック8〜10)で約10分が目安です。

場所ごとにまとめて動くと、途中で気が散らずに進められます。

まとめ:まずは持ち出し袋を開けることから

10項目を一度に終わらせるのが難しければ、まずは上の表の1番、持ち出し袋を開けて中身を出すことから始めてください。それだけでも1年分の見直しの半分は前進します。

毎年同じリストを使うことで、翌年からはさらに短い時間で終えられるようになります。来年も忘れずに実施したい場合は、スマートフォンのカレンダーで9月1日の繰り返し通知を設定しておくと、点検自体を忘れずに済みます。

10項目のうち5・6・7で数が足りなかった人は、水と非常食の必要量をもう一度計算してみてください(→非常食は何日分必要?3日分と7日分の早見表【1〜5人家族】 / 水の備蓄は1人何リットル?飲料水と生活用水の必要量・本数早見表)。

よくある質問

Q. 防災の日と防災週間はどう違いますか?

A. 防災の日は9月1日の1日だけを指します。前後の8月30日〜9月5日は防災週間で、この期間全体で防災訓練や啓発活動が行われます。日程が合わなければ、防災週間中のどこかで実施しても構いません。

Q. 10項目を全部やる時間がありません。優先順位はありますか?

A. 命に関わる1(持ち出し袋)・6(水の備蓄)・9(避難場所の確認)を先に済ませ、残りは翌週以降に分けても構いません。全部を1日で終わらせることより、毎年続けることの方が重要です。

時間が取れない年でも、水と携帯トイレの2つだけ数を合わせておくと、翌年の点検がぐっと短くなります。

Q. 家族の人数が多く、時間がかかりそうです。

A. 10項目を家族で分担するのがおすすめです。例えば大人が持ち出し袋・現金・避難場所の確認を担当し、子どもに「モバイルバッテリーの充電チェック係」を任せるなど、役割を分けると同時並行で進められます。分担表を紙に書いて貼り出しておくと、翌年以降も同じ流れでスムーズに進められます。


出典: 「防災の日」及び「防災週間」について(内閣府)災害用伝言ダイヤル(171)(NTT東日本)災害用伝言サービス(総務省)

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この記事を書いた人

登山が趣味の会社員。山で非常食を食べてきた経験から「食べ慣れないものは災害時つらい」と実感し、家庭の備蓄を見直し中。実際に買って食べたものだけ「おすすめ」と書きます。数字は公的機関の一次情報で確認し、失敗も隠しません。

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